空から降ってきた星君

 流石に甘えすぎだよね……。

 そう考えてふと、机の上に置いてある短冊を手に取る。

 星君は今、突然来た流星さんに帰ってもらうように必死に説得している最中。

 だから今この部屋には私しかいない。

 ペンケースからシャーペンを出して、短冊の上に滑らせる。

 私の願いをその短冊に書き終えて、ふぅ……と息を吐く。

 ”好きな人にずっと愛されますように。”

 ……っ、どれだけ恥ずかしいことを考えてるの、私は!

 いざ書いてみると赤面ものですぐに四つ折りに畳んでポケットに入れた。

 これを星君にでも見られたら私の人生が終わる……。

 大げさだと思ったけど好きだと自覚した今、そう考えてしまう。

 それだけ私の中で星君は大きいってことだよね……。

 その時、不意にガチャっと部屋のドアが開いてそこから流星さんが顔を覗かせた。

「ほ、星君は……?」

 さっきまで星君が相手してたはずじゃ……。

 そう問いかけると、流星さんはふっと苦笑いを見せた。

「ちょっと七月ちゃんと話したくって、手刀入れてきちゃった。」