空から降ってきた星君

「あっれー、七月どうしたのー?」

 分かってるくせにそんな意地悪を言ってくる星君に少しだけムッとする。

 恥ずかしいのにそんなに茶化さないで……!

 そう言おうとしたけど、星君のある言葉で息を詰まらせた。

「願い事、見つかった?」

 さっきの陽気で可愛い声とは違い、星君が真剣な眼差しで聞いてくる。

 見つかったのは見つかった……だけど。

 星君に、愛されたいだなんて願い恥ずかしくて言えるわけがない……!

 重たい、とか言われそうだし何かを言われるのも怖いと思った。

「まだ分かんない。」

 だから、そんな嘘を吐いた。

 こんなこと言っても星君を困らせるだけ。なら何も言わずに大人しく帰ってもらったほうが良い。

 でも、星君と離れたくない。

 そんな相反する気持ちを抱きながら、今日どう過ごすか考える。

 今日は完全なる日曜日だからやることがない。

 宿題も昨日のうちに全部終わらせてしまったから、暇の何物でもない。

 どうしようかな、なんて考えている時に星君が口を開いてこう言った。