空から降ってきた星君

 そう言いながら私の目の前に座り込んだお姉さん。

 私は頭の中が真っ白になって、口を動かすのもままならなかった。

『あ……う……。』

 お母さんが……っ。

 息が詰まって、何も話すことができない。

 私はそこで意識を失った。



 目を覚ますと見慣れない白い天井が視界に飛び込んできた。

 ゆっくりと体を起こして、自分の身に何が起きているのかを整理する。

 ここは……病院?

 そう理解するのに時間はかからず、はっとある事を口にする。

『お母さんは……?』

 私は無事だけど、お母さんはどうなったの!?

 私がお母さんのことを考え、焦り始めたタイミングで看護師さんが病室に入ってきた。

『七月ちゃん、大丈夫!?』

 起きている私に気付いた看護師さんが慌てながら私に近づいてくれる。

 その看護師さんにお母さんのことを確認する。

『看護師さん、私は無事だけど、お母さんは!?』

 お母さんに会わせて!

 そう思ったけど、そんな私の思いは届くことはなかった。

『七月ちゃん、こんなことを伝えるのは心苦しいんだけど……』