空から降ってきた星君

「そうそう、神様ね、急用が入っちゃったからどっかに出かけて行っちゃったの。だから僕が伝言を預かってるんだけど……その前に聞いてもいい?」

「何を?」

 わざとらしい笑みを浮かべ、彗に聞く。

 まぁ、彗が言いたいことは七月のことだろうけど。

 でも、聞かれたのは予想を上回ったものだった。

「七月ちゃんのこと。あの子、一人にしちゃって大丈夫なわけ?僕的には戻ったほうが良いとは思うけど。」

「何?どうしてそんな助言みたいなこと言うの?彗は七月のこと、思ってるくせに。」

 そう、この彗も七月のことが好き。

 だから実質恋敵(ライバル)は3人だ。

 ……増えたって誰にも七月はあげないけど。

 僕の言葉にあからさまに反応した彗。

「よく分かってるじゃん。僕も七月ちゃんは諦めたくないよ。でも、星の独占欲強すぎ。だから戻ったほうが良いんじゃないかってこと。」

 ……どういうこと?

 僕の独占欲が強かったら戻れって……意味が分からない。

 訳が分からず首を傾げている僕に彗は笑顔でこう言った。