空から降ってきた星君

 ……そんな気はしてたけど、本当だとはね。

 そこで待っていたのは、一番会いたくない奴だった。

「え、あからさまに嫌な顔するじゃん。普通にショックなんだけど。」

 そう言いながら泣き真似をする素振りを見せたコイツ。

 コイツの名前は天雲彗(あまくもすい)。神様に一番近い奴であり、流星と同じく腐れ縁。

 僕は彗に近づき、頭をひっぱたく。

「ったぁ……何すんの、星。」

「気持ち悪いことするからこうなるんだよ。」

 彗は頭を押さえながら僕に全く効かない睨みで見てくる。

 にこっと笑顔で一喝するけど、懲りる様子は感じられない彗にあからさまにため息を吐く。

「あー、流星今の見た!?星が分かるようにため息ついたんだけど!」

「はいはい、見た見た。だから引っ付くな。」

 いつもおちゃらけている流星をこんなにげっそりさせられるのは彗だけだ。

 一番この中で子供なのは彗だと思っている。

「で、神様は?」

 神様に呼ばれてきたのに当の本人がいないんじゃ、話にならない。

 ぶっきらぼうに彗に聞いてみると、何かを思い出したように手を打った。