空から降ってきた星君

 うわぁ、無駄に爽やかだなぁ……。

 ほんのちょっとだけその爽やかさに引いていると、星君と凛眞がやっと気付いてくれた。

「七月ごめんね!大丈夫?暑かったよね?」

「こっちもヒートアップしちゃったわ。ごめん七月。」

 ヒートアップしていた自覚はあるのか、申し訳なさそうにシュンとした凛眞に驚いてしまう。

 凛眞って、こんなに素直だったっけ?

 いつもはもっとツンツンしていて、簡潔に言うと愛想がない。

 そんな凛眞が謝ってくるなんて、明日何かあるんだろうか?

「凛眞ってそんな素直に言う人だったっけ?」

 失礼を承知の上で聞いてみると、凛眞はいつものツンツンした態度で答えた。

「私だって謝るわよ。七月に気付かなかったのが悪いんだし。でもね……。」

 うっ、な、何!?

 言葉を変なところで切った凛眞にまたもや嫌な予感を覚える。

 どうか変なことを言ってきませんように……。

 手を合わせてから、覚悟を決めて凛眞の言葉の続きを聞く。

「七月、小さいから気づかないのよ。」