空から降ってきた星君

 凛眞にそのことを言ってみても、これまた自覚がないから怖い。

 この裏表ありの二人に見事に挟まれてしまってもうお手上げだ。

「束縛じゃないよ。七月に変な虫が寄り付かないようにしてるの。」

「あら、それじゃ私も変な虫認定されてるのかしら?」

「うん。僕にとって七月に近づく奴は全員そうだから。」

「へぇ……独占欲が強いことですこと。」

「なんとでも言えばいいよ。」

 な、なんか無駄にヒートアップしてるんだけど、どうしたらいいの、これ。

 凛眞の口調は若干おかしくなってるし、星君もちょっと言い方がきつい気がするし……見事に予感が当たってしまった。

「ふ、二人とも、ちょっと……。」

 声を掛けてみるも聞こえていないのか私の頭上でいがみ合っている二人。

 そんな中、私はあることを学んだ。

 同じような性格の人が合うと、面倒臭い科学反応が起こること。

 ちょっと勉強になったかも。

 と、どうでもいいことを習得していると家のドアが突然開いた。

「……流星さんもどうしているの?」