空から降ってきた星君

「は、はぁ。」

 半ば勢いに押されている私に凛眞はお構いなしに続ける。

「これで当てはまったら恋してるってことになるから、覚悟しなさい。」

 なんの覚悟だろうか……そんなところに気付いたけど凛眞の勢いが良すぎて流されてしまった。

「じゃ、最初に……星君といるとドキッとしますか?」

 いつの間にか始まってるし……。

 本人の承諾なしに決められて始められてしまった恋愛診断にとりあえず思っていることを伝える。

「なんで急に始めるかなぁ……。」

 ぼやきで愚痴のような言葉は運良く凛眞に拾われずに済んでほっとする。

 地獄耳の凛眞のことだから何か言われると思っちゃったし……。

「七月、聞いてる!?」

 私がなかなか答えないから催促してくる凛眞に「何だっけ?」と返す。

 凛眞からの質問、本当に忘れちゃった。

 記憶力がヤバい、と思っている私のそばで凛眞は三度目となるため息を吐いてもう一回言ってくれた。

「はぁ……もう一回言うわよ。」

「凛眞、そんなにため息ついてると良いことなくなるよ?」