空から降ってきた星君

 ――私のことを、受け止めて理解してくれる人が。

 ずっとずっと私の味方はお母さんとお父さんだった。

 二人との良い思い出は思い出せないけど、自然とそう思うことができた。

 でも、その二人もいなくなってしまって、誰からも非難されて……。

 そんなことを自分のせいだと考えて、自分だけ我慢すればいいと思いこんで。

 自分のせい、と責め続け自分を苦しませてきたのは、もしかしたら自分自身だったのかもしれない。

 だから、誰かにこうやって受け入れてもらいたかったんだ。

「っう……。」

 その優しさに触れてしまって、とめどなく涙が溢れる。

 自分ではどうしようもなくて、顔を見られないがために星君の胸に隠す。

 そんな私を見て、星君は全部分かってるみたいに抱きしめてくれた。

 優しく、でも強く、壊れ物を扱うような力で。

 そんなことされたら、もっと泣きたくなるじゃん……。

 心の中ではそう思ったけど、私はこれを望んでいたのかもしれない。

 不意に頭を撫でられてドキッと心臓が跳ねる。