それはそれはとても晴れているある夜空のことだった。
「うわっ!」
そんな声と共に落ちてきたのは……空の上にいる、星の妖精だったのです。
「今年も七夕が近いなぁ~。」
そんなことをぼやきながら、机に向かっている私。瀬川七月、中二。
毎年、私の中学では学校に大きな笹にみんなそれぞれ思い思いの願い事を書くのが恒例行事……なんだけど。
全然願い事が思いつかない……。
欲望に忠実になれ!と友達から言われてるけど、そんなこと言われてもなぁ。
これといった願い事があるわけではないし、どうしよう。
七夕は後数日。それまでに短冊に書いて提出しなくちゃならない。
あーもう、どうすればいいのー!
そうやって心の中で叫んだと同時に、何かが落ちてくる音が聞こえた。
「うわっ!」
声もして、え?と首を傾げる。
音がしたのはベランダのほう。結構凄い音が聞こえてきたと思うけど……。
何だろう?と興味本位でベランダに出てみると、そこにいたのは……。
「うわっ!」
そんな声と共に落ちてきたのは……空の上にいる、星の妖精だったのです。
「今年も七夕が近いなぁ~。」
そんなことをぼやきながら、机に向かっている私。瀬川七月、中二。
毎年、私の中学では学校に大きな笹にみんなそれぞれ思い思いの願い事を書くのが恒例行事……なんだけど。
全然願い事が思いつかない……。
欲望に忠実になれ!と友達から言われてるけど、そんなこと言われてもなぁ。
これといった願い事があるわけではないし、どうしよう。
七夕は後数日。それまでに短冊に書いて提出しなくちゃならない。
あーもう、どうすればいいのー!
そうやって心の中で叫んだと同時に、何かが落ちてくる音が聞こえた。
「うわっ!」
声もして、え?と首を傾げる。
音がしたのはベランダのほう。結構凄い音が聞こえてきたと思うけど……。
何だろう?と興味本位でベランダに出てみると、そこにいたのは……。

