彦星さまは会いたくてたまらない




光彦先生、大好きです!!



そう伝えようと思ったのに……



「あっ。流れ星だ」



私の目は

夜空を駆ける星を

捉えてしまった。



「どこどこ?」と、先生も

夜空をキョロキョロ。





「もう消えちゃいましたよ」



「もっと早く教えろ」



「先生が、空を見てないから
 悪いんですよ」



「だってしょうがないだろ?」



「?」



「俺が見つめていたいのは

 綺麗な星たちより

 大好きな姫野なんだから」





かぁぁぁぁぁ///