余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



ピーンポーン

お母さんに抱きしめられてると家のチャイムがなった

「はーい」

「よォ、有咲……あ、有咲のお母さんですか?」

そっか、この前送って貰った時は

家の前までだったもんね

こうして親に彼氏紹介するのってなんか照れる

「ふふ、初めましてだね、そうだよわたしが有咲の母です。もしかして?」

「あ、初めまして、佐和田 冬弥と言います

その、有咲ちゃんと付き合っておりまして」

「有咲から話は聞いてるよ!

さ、2人とも出かけるんだろ?私はゆっくりしておくよ」

「ありがとう!お母さん、行ってきます」