涼「お前、それ以上言ったら、どうなるか分かるか?」

ゾクッ

こ、わい…

立っているのもやっとってくらい、尋常じゃない足の震えが全然、収まらない。

こんなに怖い涼君、はじめて見た。

詩織「ッ、帰るわよ!もう、ここにはこないから!」

うん。そうして…

じゃないと、

本当に殺されるかもしれないから。

このときに、改めて思った…

ーー涼君の美月ちゃんへの想いが異常であることを。