まだ用事があるというユリウスをここに残し、サルジュとふたりで生徒会室を出る。
「あの、サルジュ様」
これだけは言わなくてはと、アメリアは彼を見上げた。
「食堂では庇っていただき、ありがとうございました」
そう言って頭を下げる。
治癒魔法で治ったとはいえ、痛みはあったはずだ。謝罪とお礼を伝えると、サルジュは優しく微笑む。
「君に怪我がなくてよかった」
綺麗な笑顔に思わず見惚れそうになって、慌てて視線を逸らした。
「あの、先ほどの件ですが。新品種の小麦について、去年の成長具合や虫害の様子、収穫量などを書き記しておりました。もしよかったらそれを……」
「見せてくれるのか?」
サルジュは普段からは想像できないような大きな声でそう言い、アメリアの手を握りしめた。
想像していたよりも喜ばれ、アメリアも嬉しくなって頷いた。
「はい、もちろんです」
リースのために用意したものだった。
「あの、サルジュ様」
これだけは言わなくてはと、アメリアは彼を見上げた。
「食堂では庇っていただき、ありがとうございました」
そう言って頭を下げる。
治癒魔法で治ったとはいえ、痛みはあったはずだ。謝罪とお礼を伝えると、サルジュは優しく微笑む。
「君に怪我がなくてよかった」
綺麗な笑顔に思わず見惚れそうになって、慌てて視線を逸らした。
「あの、先ほどの件ですが。新品種の小麦について、去年の成長具合や虫害の様子、収穫量などを書き記しておりました。もしよかったらそれを……」
「見せてくれるのか?」
サルジュは普段からは想像できないような大きな声でそう言い、アメリアの手を握りしめた。
想像していたよりも喜ばれ、アメリアも嬉しくなって頷いた。
「はい、もちろんです」
リースのために用意したものだった。



