「あ、すみませ……」
だが背後から強い力で腕を引かれ、ぐいっと押さえつけられる。
「……痛っ」
大きな力強い腕は、男性のものだ。
アメリアは背後から男子生徒に、地面に押さえつけられていた。
「ロイ。彼女を離せ」
聞き覚えのある声がして、アメリアを拘束する腕が緩んだ。
顔を上げると、アメリアがぶつかって巻き添えにしてしまった人が、傍にいた別の男子生徒の手を借りて起き上がっていた。
「すまない。受け止めるつもりだったのに、転ばせてしまった。怪我はないか?」
「……サルジュ殿下」
勢いよくぶつかって、押し倒すような恰好で巻き添えにしてしまった。その相手がこの国の第四王子であるサルジュだと知り、アメリアは足の痛みも忘れ、慌ててその場に跪く。
「も、申し訳ございませんでした」
王族にぶつかって転ばせてしまったのだから、その護衛に押さえつけられるのも当然だ。
だが背後から強い力で腕を引かれ、ぐいっと押さえつけられる。
「……痛っ」
大きな力強い腕は、男性のものだ。
アメリアは背後から男子生徒に、地面に押さえつけられていた。
「ロイ。彼女を離せ」
聞き覚えのある声がして、アメリアを拘束する腕が緩んだ。
顔を上げると、アメリアがぶつかって巻き添えにしてしまった人が、傍にいた別の男子生徒の手を借りて起き上がっていた。
「すまない。受け止めるつもりだったのに、転ばせてしまった。怪我はないか?」
「……サルジュ殿下」
勢いよくぶつかって、押し倒すような恰好で巻き添えにしてしまった。その相手がこの国の第四王子であるサルジュだと知り、アメリアは足の痛みも忘れ、慌ててその場に跪く。
「も、申し訳ございませんでした」
王族にぶつかって転ばせてしまったのだから、その護衛に押さえつけられるのも当然だ。



