楽しそうだったのだろうか。
アメリアは思い切り踊れた感動に、あまり彼に意識を向けていなかった。
「そういえば、私の領地の話を聞かせてほしい、とおっしゃっていたわ」
「それはそうよ。サルジュ殿下は土魔法の専門家だもの」
「えっ?」
驚いて顔を上げれば、そんなことも知らなかったのかと呆れられた。
王族は光魔法を使う。
つまり全属性の魔法を使えることになるが、それぞれ専門があると言う。
「王太子殿下は攻撃を主とした火魔法の専門家。第二王子のエスト殿下は、補助魔法である風を。第三王子のユリウス殿下は治癒魔法を中心とした水を。そしてサルジュ殿下は、土魔法の専門家なのよ」
「……そうだったの」
アメリアがあれほど焦がれていた土魔法。
その専門家であるサルジュが領地に興味を持ってくれたのはとても光栄で、得難い名誉である。
それなのに何も知らない自分は、戸惑ったような顔をしてしまった。
アメリアは思い切り踊れた感動に、あまり彼に意識を向けていなかった。
「そういえば、私の領地の話を聞かせてほしい、とおっしゃっていたわ」
「それはそうよ。サルジュ殿下は土魔法の専門家だもの」
「えっ?」
驚いて顔を上げれば、そんなことも知らなかったのかと呆れられた。
王族は光魔法を使う。
つまり全属性の魔法を使えることになるが、それぞれ専門があると言う。
「王太子殿下は攻撃を主とした火魔法の専門家。第二王子のエスト殿下は、補助魔法である風を。第三王子のユリウス殿下は治癒魔法を中心とした水を。そしてサルジュ殿下は、土魔法の専門家なのよ」
「……そうだったの」
アメリアがあれほど焦がれていた土魔法。
その専門家であるサルジュが領地に興味を持ってくれたのはとても光栄で、得難い名誉である。
それなのに何も知らない自分は、戸惑ったような顔をしてしまった。



