「……他の騎士に比べて、私の負担だけ桁違いのような気がします」
「諦めろ」
「お前の妹はレニア伯爵家に嫁ぐんだ。もう身内のようなものだろう?」
アレクシスとユリウスに立て続けにそう言われて、カイドはゆっくりと崩れ落ちる。
「妹に良い縁談が来たと思って喜んでいたら、まさかの人質だった……」
膝をつくカイドが少し哀れになって、なるべく自分も制する側の人間でいよう、とひそかに決意する。
身の安全のため、王城にアメリアを住まわせると言ったサルジュの言葉に反対する者もなく、決定事項となった。
さすがに国王陛下の許可が必要なのではと思ったが、とっくに許可は下りていたようだ。
ソフィアは喜び、マリーエはとうとう捕まっちゃったね、と小さく呟いている。
こうしてアメリアは王城で暮らし、サルジュと常に行動を共にすることになった。
「諦めろ」
「お前の妹はレニア伯爵家に嫁ぐんだ。もう身内のようなものだろう?」
アレクシスとユリウスに立て続けにそう言われて、カイドはゆっくりと崩れ落ちる。
「妹に良い縁談が来たと思って喜んでいたら、まさかの人質だった……」
膝をつくカイドが少し哀れになって、なるべく自分も制する側の人間でいよう、とひそかに決意する。
身の安全のため、王城にアメリアを住まわせると言ったサルジュの言葉に反対する者もなく、決定事項となった。
さすがに国王陛下の許可が必要なのではと思ったが、とっくに許可は下りていたようだ。
ソフィアは喜び、マリーエはとうとう捕まっちゃったね、と小さく呟いている。
こうしてアメリアは王城で暮らし、サルジュと常に行動を共にすることになった。



