いくら相手が第四王子で断ることは難しかったとはいえ、アメリアには婚約者がいる。リースに申し訳ないような気持ちになってしまう。
踊り出す人達の邪魔にならないように急いで壁側に移動すると、駆け寄ってきた人がいた。
「アメリア、どういうこと?」
「……あ、エリカ」
友人のエリカだった。
アメリアは気持ちを落ち着かせるために大きく深呼吸をすると、彼にエスコートされるまでの経緯を彼女に伝える。
「婚約者が来てくれないかと思って待っていたの。でも、ひとりで入りにくくて。入口で躊躇っていたら、声を掛けていただいて」
「……なるほどね」
エリカはアメリアの話を聞くと、ようやく納得できたとでも言うように頷いた。
「偶然だったみたいだけど、これから大変よ。何せ、いつも穏やかで柔らかな微笑みを絶やさないあのサルジュ殿下が、あんなに嬉しそうにあなたと踊っていたもの」
「それは……」
踊り出す人達の邪魔にならないように急いで壁側に移動すると、駆け寄ってきた人がいた。
「アメリア、どういうこと?」
「……あ、エリカ」
友人のエリカだった。
アメリアは気持ちを落ち着かせるために大きく深呼吸をすると、彼にエスコートされるまでの経緯を彼女に伝える。
「婚約者が来てくれないかと思って待っていたの。でも、ひとりで入りにくくて。入口で躊躇っていたら、声を掛けていただいて」
「……なるほどね」
エリカはアメリアの話を聞くと、ようやく納得できたとでも言うように頷いた。
「偶然だったみたいだけど、これから大変よ。何せ、いつも穏やかで柔らかな微笑みを絶やさないあのサルジュ殿下が、あんなに嬉しそうにあなたと踊っていたもの」
「それは……」



