「彼が君のことを帝国に告げているのなら、護衛をつけなくてはならないな」
「え? そんな、私などに必要ありません」
この国では水魔法はさほど珍しくない。ただアメリアがリースの元婚約者だっただけだ。
それに、助手であるアメリアはほとんどの時間をサルジュの傍で過ごしている。そしてサルジュには、護衛騎士のカイドがいるのだから、アメリアにまで護衛は必要ない。
そう必死に訴えると、彼は少し考え込むような顔をする。
「アメリアが片時も私の傍を離れないのなら、専用の護衛は必要ないかもしれない」
「は、はい。絶対に離れません」
専用の護衛など恐れ多いと、アメリアは勢いよく頷いた。
「それなら、今日からここで暮らすといいよ。誰でも入り込める学園寮なんて危ないからね」
「えっ」
「そうすれば登下校も私と一緒だから、護衛も必要ない」
「……一緒?」
「すぐに向こうの寮を引き払って、荷物を運ばせよう」
「え? そんな、私などに必要ありません」
この国では水魔法はさほど珍しくない。ただアメリアがリースの元婚約者だっただけだ。
それに、助手であるアメリアはほとんどの時間をサルジュの傍で過ごしている。そしてサルジュには、護衛騎士のカイドがいるのだから、アメリアにまで護衛は必要ない。
そう必死に訴えると、彼は少し考え込むような顔をする。
「アメリアが片時も私の傍を離れないのなら、専用の護衛は必要ないかもしれない」
「は、はい。絶対に離れません」
専用の護衛など恐れ多いと、アメリアは勢いよく頷いた。
「それなら、今日からここで暮らすといいよ。誰でも入り込める学園寮なんて危ないからね」
「えっ」
「そうすれば登下校も私と一緒だから、護衛も必要ない」
「……一緒?」
「すぐに向こうの寮を引き払って、荷物を運ばせよう」



