彼女を呼ぼうとして顔を上げたところで、ふいに背後から声をかけられた。
「失礼ですが、髪飾りを落とされたようです」
「えっ?」
振り向くと、ひとりの警備兵が屈んで何かを拾い上げていた。
見ると、アメリアが付けていたイエローサファイアの髪飾りだ。
彼女の指輪を拾ったのに、今度は自分が髪飾りを落としてしまうなんてと、苦笑しながらそれを受け取る。
「ありがとうございます」
少しほつれていた髪も、すっかり解けてしまった。早く指輪を彼女に返して、サルジュの元に帰らなくてはならない。
「先ほどのご令嬢ならば、裏門の方に行ったようです」
髪飾りを拾ってくれた警備兵に教えられ、アメリアは指輪を渡そうとその方向に歩いていく。
途方に暮れた顔で歩き回っている彼女に声をかけようとしたところで、ふいに腕を掴まれて建物の陰に引き込まれた。
「……っ」
先ほど髪飾りを拾ってくれた警備兵だ。
「失礼ですが、髪飾りを落とされたようです」
「えっ?」
振り向くと、ひとりの警備兵が屈んで何かを拾い上げていた。
見ると、アメリアが付けていたイエローサファイアの髪飾りだ。
彼女の指輪を拾ったのに、今度は自分が髪飾りを落としてしまうなんてと、苦笑しながらそれを受け取る。
「ありがとうございます」
少しほつれていた髪も、すっかり解けてしまった。早く指輪を彼女に返して、サルジュの元に帰らなくてはならない。
「先ほどのご令嬢ならば、裏門の方に行ったようです」
髪飾りを拾ってくれた警備兵に教えられ、アメリアは指輪を渡そうとその方向に歩いていく。
途方に暮れた顔で歩き回っている彼女に声をかけようとしたところで、ふいに腕を掴まれて建物の陰に引き込まれた。
「……っ」
先ほど髪飾りを拾ってくれた警備兵だ。



