エストが従妹の手を取って会場に入り、次はいよいよサルジュとアメリアの番だ。しっかりしなければならないと思うのに、彼に預けた手が細かく震えている。
「アメリア、大丈夫か?」
そう声を掛けられて顔を上げると、サルジュが心配そうに覗き込んでいる。極度の緊張で気が付かなかったが、正装した彼の姿は眩しいくらい麗しくて、こんな彼の隣を歩くのかと思うと、呼吸さえ上手くできなくなる。
「す、すみません。少し緊張してしまって」
こんなことではいけないと、自分を奮い立たせようとした。
「そんなに気を張らなくても大丈夫だ。アメリアは私の傍にいてくれたら、それでいい」
そう優しく言ってくれたサルジュに手を取られて、アメリアは会場内に足を踏み入れた。
多くの視線を感じた。
サルジュにエスコートされている令嬢が誰なのか、皆、興味深そうに見つめている。
「アメリア、大丈夫か?」
そう声を掛けられて顔を上げると、サルジュが心配そうに覗き込んでいる。極度の緊張で気が付かなかったが、正装した彼の姿は眩しいくらい麗しくて、こんな彼の隣を歩くのかと思うと、呼吸さえ上手くできなくなる。
「す、すみません。少し緊張してしまって」
こんなことではいけないと、自分を奮い立たせようとした。
「そんなに気を張らなくても大丈夫だ。アメリアは私の傍にいてくれたら、それでいい」
そう優しく言ってくれたサルジュに手を取られて、アメリアは会場内に足を踏み入れた。
多くの視線を感じた。
サルジュにエスコートされている令嬢が誰なのか、皆、興味深そうに見つめている。



