「ミィーナはエデッド伯爵家の次女で、年はアメリアのひとつ下。来年になったら魔法学園に入学する予定だ」
カイドがサルジュを護衛するのは学園内だけで、王城で見かけることはない。それなのになぜ、彼の妹がサルジュと一緒にいたのだろう。
そんなアメリアの戸惑いに気付かず、彼はミィーナについて語る。
「エデッド伯爵家の領地は王都に近いが、ミィーナは自然の豊かな土地を好んでいて、将来はそんな場所で暮らしたいと思っている。さらに、土魔法の魔導師だ」
こんな理想的な人物が、近くにいるとは思わなかったと、サルジュは言う。
(……理想の女性、なの?)
彼からそんな言葉を聞くなんて思わなかった。
聞きたくはなかった。
思わず胸を押さえて視線を逸らした。
だがサルジュの次の言葉は、思ってもみないものだった。
「君の従弟の婚約者に、どうだろうか?」
「……、……従弟?」
アメリアは、目を見開いた。
カイドがサルジュを護衛するのは学園内だけで、王城で見かけることはない。それなのになぜ、彼の妹がサルジュと一緒にいたのだろう。
そんなアメリアの戸惑いに気付かず、彼はミィーナについて語る。
「エデッド伯爵家の領地は王都に近いが、ミィーナは自然の豊かな土地を好んでいて、将来はそんな場所で暮らしたいと思っている。さらに、土魔法の魔導師だ」
こんな理想的な人物が、近くにいるとは思わなかったと、サルジュは言う。
(……理想の女性、なの?)
彼からそんな言葉を聞くなんて思わなかった。
聞きたくはなかった。
思わず胸を押さえて視線を逸らした。
だがサルジュの次の言葉は、思ってもみないものだった。
「君の従弟の婚約者に、どうだろうか?」
「……、……従弟?」
アメリアは、目を見開いた。



