水魔法のように癒しを。土魔法のように豊穣をもたらすことができるのだ。
誰もが、そんな王族にエスコートされているアメリアを見ている。
それも当然かもしれない。今まで婚約者のいなかった第四王子が、見知らぬ令嬢の手を取って入場してきたのだ。
「君の婚約者は見つかった?」
当のサルジュは、注目されることなど慣れ切った様子で、落ち着いた声でアメリアに問いかける。
慌てて周囲を見渡してみたが、リースらしき姿はなかった。
「いえ……。残念ながら」
ひとりで会場に入るよりも注目されてしまったが、あとは壁の花でいればいい。そう思って、サルジュの手を離そうとした。
あとは丁寧に礼を述べて彼の傍から立ち去れば、痛いくらいの視線から解放される。
そう思っていたのに。
「そうか。それなら、せっかくだからこのまま踊ろうか」
「えっ?」
さすがにサルジュは、強引に連れ出すようなことはしなかった。
誰もが、そんな王族にエスコートされているアメリアを見ている。
それも当然かもしれない。今まで婚約者のいなかった第四王子が、見知らぬ令嬢の手を取って入場してきたのだ。
「君の婚約者は見つかった?」
当のサルジュは、注目されることなど慣れ切った様子で、落ち着いた声でアメリアに問いかける。
慌てて周囲を見渡してみたが、リースらしき姿はなかった。
「いえ……。残念ながら」
ひとりで会場に入るよりも注目されてしまったが、あとは壁の花でいればいい。そう思って、サルジュの手を離そうとした。
あとは丁寧に礼を述べて彼の傍から立ち去れば、痛いくらいの視線から解放される。
そう思っていたのに。
「そうか。それなら、せっかくだからこのまま踊ろうか」
「えっ?」
さすがにサルジュは、強引に連れ出すようなことはしなかった。



