「もう一か月しかないから、急いで決めてしまいましょう」
そう言って、大量に並べられている布をじっくりと眺める。
「ユリウスは黒髪に緑の瞳だから、ドレスは緑。宝石は……。ブラックダイヤモンドにしましょう。アメリアはもっと鮮やかな緑色に、イエローサファイアかしら」
ユリウスの色を婚約者のマリーエが纏うのは当然だが、アメリアが元婚約者であるリースの色のドレスを着るのは、気が進まない。
だから別の色にしてもらおうとして、はっとする。
金色の髪に緑色の瞳をしているのは、リースだけではない。
この鮮やかな緑色。煌めく美しい金色は、サルジュの色だ。
「あの、ソフィア様。その色は……」
「あら、嫌いだったかしら?」
にこにこと笑うソフィアに、どう返答したらいいのかわからずに戸惑う。
「もちろん嫌いではありません。ですが……」
勘違いをする人がいるかもしれない。
そう言って、大量に並べられている布をじっくりと眺める。
「ユリウスは黒髪に緑の瞳だから、ドレスは緑。宝石は……。ブラックダイヤモンドにしましょう。アメリアはもっと鮮やかな緑色に、イエローサファイアかしら」
ユリウスの色を婚約者のマリーエが纏うのは当然だが、アメリアが元婚約者であるリースの色のドレスを着るのは、気が進まない。
だから別の色にしてもらおうとして、はっとする。
金色の髪に緑色の瞳をしているのは、リースだけではない。
この鮮やかな緑色。煌めく美しい金色は、サルジュの色だ。
「あの、ソフィア様。その色は……」
「あら、嫌いだったかしら?」
にこにこと笑うソフィアに、どう返答したらいいのかわからずに戸惑う。
「もちろん嫌いではありません。ですが……」
勘違いをする人がいるかもしれない。



