サルジュがそっと涙を拭ってくれる。触れているのは指先だけなのに、優しい温もりが傷ついた心を救ってくれた。
「ありがとうございます、サルジュ様」
リースはもういない。
アメリアを苦しめた噂も、じきに収まっていくだろう。今日この日から、ようやく普通の学園生活が始まる。
もう今日は休んだ方がいいと言われ、素直に寮の部屋に戻った。
制服から私服に着替えると、そのままベッドの上に寝転ぶ。
はしたない行為だが誰もいないし、今日くらいは大目に見てほしい。
こうして自分の部屋で寛ぐのも、二日ぶりだ。
(色々あったなぁ……)
とりあえずリースとの件は、これで一段落かもしれない。まだ父がどう動くかわからないが、さすがに父も魔法の使えないリースとアメリアの婚約継続を望むとは思えない。
リースから手紙がこなくなってから今までのことを、ゆっくりと思い出してみる。
「ありがとうございます、サルジュ様」
リースはもういない。
アメリアを苦しめた噂も、じきに収まっていくだろう。今日この日から、ようやく普通の学園生活が始まる。
もう今日は休んだ方がいいと言われ、素直に寮の部屋に戻った。
制服から私服に着替えると、そのままベッドの上に寝転ぶ。
はしたない行為だが誰もいないし、今日くらいは大目に見てほしい。
こうして自分の部屋で寛ぐのも、二日ぶりだ。
(色々あったなぁ……)
とりあえずリースとの件は、これで一段落かもしれない。まだ父がどう動くかわからないが、さすがに父も魔法の使えないリースとアメリアの婚約継続を望むとは思えない。
リースから手紙がこなくなってから今までのことを、ゆっくりと思い出してみる。



