そう思いながら会場に入るタイミングを伺っていると、ふいに背後から声をかけられた。
「そろそろパーティが始まる。会場に入らないのか?」
「!」
驚いて振り返ると、ひとりの男子生徒がアメリアを見つめていた。
王都に来たのもほんの数回。そして他の貴族との交流もほとんどなかったアメリアには、彼が誰なのかわからなかった。
それでも慌てて頭を下げたのは、一目見ただけで上級階級の人間であることがわかったからだ。
豪奢な金色の髪に、エメラルドのように透き通った緑色の瞳。
見惚れるほど整った顔立ち。
背はそれほど高くはなく痩身だが、それでも静かに佇んでいるだけで威厳を感じさせる。それでいて物腰は穏やかで、アメリアを見つめる視線も優しい。
「いえ、あの。婚約者と連絡が取れなくて。会えないかと思って、待っていたのですが」
失礼のないようにしなければと必死に答えると、彼は頷いた。
「そろそろパーティが始まる。会場に入らないのか?」
「!」
驚いて振り返ると、ひとりの男子生徒がアメリアを見つめていた。
王都に来たのもほんの数回。そして他の貴族との交流もほとんどなかったアメリアには、彼が誰なのかわからなかった。
それでも慌てて頭を下げたのは、一目見ただけで上級階級の人間であることがわかったからだ。
豪奢な金色の髪に、エメラルドのように透き通った緑色の瞳。
見惚れるほど整った顔立ち。
背はそれほど高くはなく痩身だが、それでも静かに佇んでいるだけで威厳を感じさせる。それでいて物腰は穏やかで、アメリアを見つめる視線も優しい。
「いえ、あの。婚約者と連絡が取れなくて。会えないかと思って、待っていたのですが」
失礼のないようにしなければと必死に答えると、彼は頷いた。



