「いえ、その。もう朝になってしまったようで」
「もうそんな時間か」
彼も熱中していて、まったく気が付いていなかったようだ。
「部屋まで送らせよう」
「サルジュ様も休まれた方がよいのではないでしょうか?」
そう提案したが、彼は首を振る。
「いや、もう少しやりたいことがある」
「でしたら私も、まだ読みたい本があります……」
しばらくふたりで顔を見合わせ、侍女が部屋を訪れる前に戻ればいい、という結論に達する。
「区切りの良いところまで」
「この本を読み終えるまで」
そう言って作業に戻ったふたりは当然のことながら時間が過ぎても気が付かず、探しに来た侍女に見つかり、ユリウスとソフィアに報告されてしまう。
「図書室を勧めたのは私ですが、まさか朝まで本を読んでいたなんて」
驚くソフィアに、申し訳ございませんと頭を下げる。
「珍しい本ばかりで、つい夢中になってしまいました」
「もうそんな時間か」
彼も熱中していて、まったく気が付いていなかったようだ。
「部屋まで送らせよう」
「サルジュ様も休まれた方がよいのではないでしょうか?」
そう提案したが、彼は首を振る。
「いや、もう少しやりたいことがある」
「でしたら私も、まだ読みたい本があります……」
しばらくふたりで顔を見合わせ、侍女が部屋を訪れる前に戻ればいい、という結論に達する。
「区切りの良いところまで」
「この本を読み終えるまで」
そう言って作業に戻ったふたりは当然のことながら時間が過ぎても気が付かず、探しに来た侍女に見つかり、ユリウスとソフィアに報告されてしまう。
「図書室を勧めたのは私ですが、まさか朝まで本を読んでいたなんて」
驚くソフィアに、申し訳ございませんと頭を下げる。
「珍しい本ばかりで、つい夢中になってしまいました」



