サルジュの家族といえば、王家である。アメリアなどに頭を下げて頼まなくとも、命令すればそれで充分なのに。
そうせずに家族からの頼みだという言葉に、サルジュに対する愛情が表れていた。彼らは本当に仲の良い兄弟なのだ。それでも王子に頭を下げられて、どうしたらいいかわからずに、両手を握りしめて狼狽える。
「私などがお役に立てるなら、これからも精一杯務めさせていただきます。ですから、どうか……」
必死に訴えると、ようやくユリウスは顔を上げてくれた。
「ありがとう。サルジュも、君をとても気に入っているようだ。弟をよろしく頼む」
「そのようなことは……」
さすがに、ありえない。
もしかしたら友人としての親しみは持ってくれているのかもしれない。でも、きっとそれだけだ。
否定するアメリアに、ユリウスは告げる。
そうせずに家族からの頼みだという言葉に、サルジュに対する愛情が表れていた。彼らは本当に仲の良い兄弟なのだ。それでも王子に頭を下げられて、どうしたらいいかわからずに、両手を握りしめて狼狽える。
「私などがお役に立てるなら、これからも精一杯務めさせていただきます。ですから、どうか……」
必死に訴えると、ようやくユリウスは顔を上げてくれた。
「ありがとう。サルジュも、君をとても気に入っているようだ。弟をよろしく頼む」
「そのようなことは……」
さすがに、ありえない。
もしかしたら友人としての親しみは持ってくれているのかもしれない。でも、きっとそれだけだ。
否定するアメリアに、ユリウスは告げる。



