彼女は大切なバッグを噴水に落とされたとき、それを風魔法で乾かしてくれた。そして、リースの企みを教えてくれた人でもある。
たしか、マリーエ・エードリ伯爵令嬢。
「いえ、大丈夫です。ただ、クラスに居たくなくて出てきてしまいました」
事情を知っている彼女になら言っても構わないだろうと、つい本音を口にした。
「……そう。よかったら話を聞くわ。わたくし達のクラスは、午後から自主学習なの」
「ですが……」
勉強の邪魔をしてはいけないと辞退するアメリアを、マリーエはやや強引に連れ出した。
「図書室は人が多いから、自習室を借りましょう。大丈夫、わたくしは防音魔法が使えるの」
自習室は、二年生になり自主学習が始まると使えるようになると聞いていた。机と椅子があるだけの狭い部屋だが、何もない分、勉強には集中できるだろう。
アメリアは簡単に、昨日のこと。そしてさっきのことを話した。
たしか、マリーエ・エードリ伯爵令嬢。
「いえ、大丈夫です。ただ、クラスに居たくなくて出てきてしまいました」
事情を知っている彼女になら言っても構わないだろうと、つい本音を口にした。
「……そう。よかったら話を聞くわ。わたくし達のクラスは、午後から自主学習なの」
「ですが……」
勉強の邪魔をしてはいけないと辞退するアメリアを、マリーエはやや強引に連れ出した。
「図書室は人が多いから、自習室を借りましょう。大丈夫、わたくしは防音魔法が使えるの」
自習室は、二年生になり自主学習が始まると使えるようになると聞いていた。机と椅子があるだけの狭い部屋だが、何もない分、勉強には集中できるだろう。
アメリアは簡単に、昨日のこと。そしてさっきのことを話した。



