だが、ユリウスに連れられて訪れた場所が、王族専用の食堂だったことにはさすがに驚く。
「さあ、中に入って」
「い、いえ。あの、ここは……」
王族の婚約者でも簡単に入れないほど、厳重に守られた場所である。
たしかにふたりは友人だと言ってくれたが、それでも立ち入ることは許されないだろう。
「少し、困っていてね」
怖気づくアメリアに、ユリウスはそう言って深い溜息をついた。
「サルジュがほとんど昼食にこない。この時間は図書館にいるようだ。それだけならまだしも、昨日のように朝食に来ないことも多くてね……」
「それは……」
アメリアもさすがに心配になる。
研究熱心なのはよいことだが、そんなことを続けていては身体を壊してしまうかもしれない。
「君もいると言えば、サルジュは必ず来る。何せアメリアは、サルジュがずっと欲しがっていた、現地のデータそのものだからね」
「さあ、中に入って」
「い、いえ。あの、ここは……」
王族の婚約者でも簡単に入れないほど、厳重に守られた場所である。
たしかにふたりは友人だと言ってくれたが、それでも立ち入ることは許されないだろう。
「少し、困っていてね」
怖気づくアメリアに、ユリウスはそう言って深い溜息をついた。
「サルジュがほとんど昼食にこない。この時間は図書館にいるようだ。それだけならまだしも、昨日のように朝食に来ないことも多くてね……」
「それは……」
アメリアもさすがに心配になる。
研究熱心なのはよいことだが、そんなことを続けていては身体を壊してしまうかもしれない。
「君もいると言えば、サルジュは必ず来る。何せアメリアは、サルジュがずっと欲しがっていた、現地のデータそのものだからね」



