そして各国からの申し込みが末弟のサルジュではなくユリウスなのは、サルジュが正妃の子だからだ。
だからこそユリウスは、他の兄弟達よりも早く婚約が決められていた。それが解消されたのだから、公表されたらまた他国から申し込みが殺到するのではないか。そう危惧して、急いでいるのだ。
「それを踏まえても、あんな女性を王族の妻にすることはできないわ。それに国王陛下だって、息子達を他国に婿入りさせる気はないとはっきりと宣言されていたから大丈夫よ」
そう言って、ソフィアはにこりと笑う。
そんな事情があるのならば、たとえエミーラのような女性でも婚約していた方がよかったのではないか。自分のせいで、婚約を継続できなかったのではないか。
そう考えていたアメリアは、ソフィアのその言葉でようやく安堵した。
「あの、サルジュ様も?」
だからこそユリウスは、他の兄弟達よりも早く婚約が決められていた。それが解消されたのだから、公表されたらまた他国から申し込みが殺到するのではないか。そう危惧して、急いでいるのだ。
「それを踏まえても、あんな女性を王族の妻にすることはできないわ。それに国王陛下だって、息子達を他国に婿入りさせる気はないとはっきりと宣言されていたから大丈夫よ」
そう言って、ソフィアはにこりと笑う。
そんな事情があるのならば、たとえエミーラのような女性でも婚約していた方がよかったのではないか。自分のせいで、婚約を継続できなかったのではないか。
そう考えていたアメリアは、ソフィアのその言葉でようやく安堵した。
「あの、サルジュ様も?」



