食後のデザートと紅茶が運ばれてくると、ユリウスが婚約解消の手続きをしたことを報告した。その理由を告げると、アレクシスもエストもかなり怒りを覚えたようだ。
「キーダリ侯爵家の令嬢が、そんな女性だったとは」
険しい顔をするアレクシスに、エストも頷く。
「婚約していた期間は長かったものの、ほとんど交流はなかったからね。でも、ユリウスの場合は早く次の婚約者を決めないと、面倒なことになりそうだね」
「父上にもそう言われた。だから、まだ正式に発表はしないそうだ。面倒だけど、早めに決めないといけないな」
「……あの」
自分という部外者がいるのだから、あまり王家の内情を話すのは危険ではないだろうか。そう思って声を上げたが、ユリウスはアメリアを見ると、にこりと笑う。
「アメリアが立候補してくれるのかな?」
「とんでもございません」
「キーダリ侯爵家の令嬢が、そんな女性だったとは」
険しい顔をするアレクシスに、エストも頷く。
「婚約していた期間は長かったものの、ほとんど交流はなかったからね。でも、ユリウスの場合は早く次の婚約者を決めないと、面倒なことになりそうだね」
「父上にもそう言われた。だから、まだ正式に発表はしないそうだ。面倒だけど、早めに決めないといけないな」
「……あの」
自分という部外者がいるのだから、あまり王家の内情を話すのは危険ではないだろうか。そう思って声を上げたが、ユリウスはアメリアを見ると、にこりと笑う。
「アメリアが立候補してくれるのかな?」
「とんでもございません」



