サルジュは出迎えてくれた従者に、兄のエストに面会したいと伝えていた。その要望はすぐに通ったようで、このまま第二王子エストの元に向かうようだ。
第二王子エストと第三王子ユリウスの母は同じである。
そもそも現国王に側妃はひとりしかおらず、その側妃も王太子とサルジュの母である正妃の従妹だという。
父が同じで母方も縁戚なら、四兄弟の仲が良いのも当然かもしれない。
「サルジュ。女性を連れているなんて珍しいな」
ふと前方から声が聞こえてきて、アメリアは顔を上げる。
サルジュと同じ金色の髪をした背の高い青年が、親しげに手を上げてこちらに向かって歩いてきた。
動きやすい服装をして訓練用の木剣を持っているので、訓練場で鍛錬をしていたのかもしれない。
「兄上」
サルジュの呼びかけで、彼が四兄弟の長兄で王太子のアレクシスであることを悟り、慌てながらもなるべく丁寧にカーテシーをして挨拶をする。
第二王子エストと第三王子ユリウスの母は同じである。
そもそも現国王に側妃はひとりしかおらず、その側妃も王太子とサルジュの母である正妃の従妹だという。
父が同じで母方も縁戚なら、四兄弟の仲が良いのも当然かもしれない。
「サルジュ。女性を連れているなんて珍しいな」
ふと前方から声が聞こえてきて、アメリアは顔を上げる。
サルジュと同じ金色の髪をした背の高い青年が、親しげに手を上げてこちらに向かって歩いてきた。
動きやすい服装をして訓練用の木剣を持っているので、訓練場で鍛錬をしていたのかもしれない。
「兄上」
サルジュの呼びかけで、彼が四兄弟の長兄で王太子のアレクシスであることを悟り、慌てながらもなるべく丁寧にカーテシーをして挨拶をする。



