王家の紋章入りの馬車に乗せられ、気が付けば王城に向かっている。
地方貴族のアメリアはまだ、王城で開催されるダンスパーティにも参加したことはない。
まさか最初の登城が、こんな形になるとは思わなかった。
騎士によって厳重に守られた城門を通ると、しばらく見事な庭園が続く。咲き乱れる花はとても美しいが、見たことのない品種や、この季節に咲くはずのない花も咲いている。しかも奥には花だけではなく、薬草園や温室まであるのが見えた。
「サルジュ様、あの庭園は……」
「ああ、少し研究に使わせてもらっている。土を変化させると、花の品種や咲く時期にも多少変化があるようだ」
「そうなんですね。すごいです……」
思わず食い入るように見つめてしまう。まだ花や薬草だけだが、あれが穀物にも適応されたら画期的なものとなる。
「今度、案内するよ。穀物の新品種については、ぜひ君の意見も聞きたい」
地方貴族のアメリアはまだ、王城で開催されるダンスパーティにも参加したことはない。
まさか最初の登城が、こんな形になるとは思わなかった。
騎士によって厳重に守られた城門を通ると、しばらく見事な庭園が続く。咲き乱れる花はとても美しいが、見たことのない品種や、この季節に咲くはずのない花も咲いている。しかも奥には花だけではなく、薬草園や温室まであるのが見えた。
「サルジュ様、あの庭園は……」
「ああ、少し研究に使わせてもらっている。土を変化させると、花の品種や咲く時期にも多少変化があるようだ」
「そうなんですね。すごいです……」
思わず食い入るように見つめてしまう。まだ花や薬草だけだが、あれが穀物にも適応されたら画期的なものとなる。
「今度、案内するよ。穀物の新品種については、ぜひ君の意見も聞きたい」



