しづき







ふたり並んでベッドに寝転ぶ。



足枷の重みはまだ慣れない。



「しづき…」



探るように手を握られる。



「ぼくは汐月にどこまでしていーの?」


「…今さらそれを訊きますか」



ここまでくるのにさんざんしてきたのに。
キスも、痕を付けることも。
胸を揉まれたことだって。



「ぼくはね…できれば全部したい。
汐月がここから出るまでに、汐月のすべてを
ぼくのものにしたい」


「全部…とは」


「そうだね…始めから終わりまでしたいんだけど…」


「ん?はい?」


「ぼくを汐月の中に物理的に残したい。
カップルが必ずする夜の営みってやつ」



白の言葉。
脳がだんだんと理解して、顔が一瞬にして熱くなった。



「な、なな、なにを言って…!」


「んふふ、わかった?」



嬉しそうに笑う白。



そ、それってつまりその。
私と白が…ああしてこうして…