しづき



しぶしぶベッドの端っこに入れば


「遠いよ、もっとこっち」


と、体を抱き寄せられ、またたく間に腕の中。



普段は触れ合うことのない素肌同士がぴったりと密着する。



「今晩はこーして汐月と触れ合いたい」



後頭部をふわりと手のひらで撫でられ、頬に広い胸板がくっつく。



白の体が、肌が、すぐそばにある。



他人の…男の人の何も着ていない体なんて初めてで、心臓がとんでもなく速い脈を打った。



い、息がうまくできない…。



「し、白…」


「汐月すき…あいしてる」



言葉と共に情熱的に包み込まれ、足が絡みついてくる。



全部逃がさないって言われているみたいで、さらにドキドキした。



白の雰囲気が、ぜんぜん違かった。