しづき



うしろから腰に腕がまわされる。



ぎゅうと抱きしめられれば、うなじに唇を押しあてられて、何度もそれを繰り返される。



「やっ、白、ちょっと…っ」


「甘いね…汐月は。
このまま食べちゃいたい」


「ダメです、やめてくださ…んっ」



ピリッと痛みを刻まれて、またひとつしるしが増やされた。



「あーかわいー。
ねぇお菓子食べたらベッド行こーよ」


「行きません、邪魔です。
生地の中ぶち込みますよ?」


「いーよ。汐月に料理されるなんてサイコーじゃん。ぼくの体のどの部位が欲しい?目とか?」


「ヘンタイ…」



それからというもの。



白の妨害を受けながらなんとかお菓子とケーキを作り終えた。