「…白」 いくつもの0が並んだ値札を見ながら、やはり気になるのは白のこと。 あの人誰なんだろう… 白の知り合いではあるみたいだけど… ショーケース越しに話し込む白と男性を見る。 白、難しそうな顔してるな。 ていうかあの男の人…なんだか私のことを知っているみたいだった。 なんでだろう。 まさか私…そんなに知名度高い? いじめられっ子の覇者として名が響き渡ってるとか? なんて、くだらないことを考えていると──