あたしは一ノ瀬蘭奈!
中1だよ!
最近隣のアンタは、あたしのことを馬鹿って言う。これから、このことについて、言ってくよ!

あたしは、算数の問題の答えがわかんなくて、絞って絞って出した答えが間違ってた。

それを見たアンタは…

「一ノ瀬ってばかだよね。」
と言う。
私は負けじと言い返す。
「は?あたしが馬鹿だとでも?」

あたしが馬鹿な訳ないじゃん。
私はそう言うことしかできないし…

「あたし、世界で一番賢いよ?」
そう言うことしかできないし。
「あっそ。」
ムカッ
その時、私は自分が強気でいないとプライドが許さない(?)と気づいた。

「ふん。
ようやく認めたかっ!」
本当は違うって分かる。
だけど、強気で居なきゃプライドが許さない。

「言っておくけど、
うちはもう解けてるからね?」


そんなの知るかっ!
いつかこっちから言うんだ!
「アンタ,馬鹿だね」
って。


あたしはいっつもアンタにこう言われる。
これからも、言われ続けるんだ…憂鬱。