不敵な笑みでそう言ってくるのは、この学園の風紀委員と弓道部両方の副部長をしている蓮見直月だ。
直月曰く、俺は抜けてるらしいから面倒を見てくれているんだそう。
俺は望んでないんだけどな……。
まぁ、起こしてくれるだけありがたいかな。
「ありがと、直月。」
一応お礼を言っておく。
一言そう言うと直月は大きくため息を吐くと、こんな発言をした。
「何かあったのか?」
……まさか、そんなこと言われるなんてね。
「どうして?」
しらばっくれるようにそう聞き返すと、直月は「顔だよ。」と吐き捨てるように言われた。
顔?出てたのかな、俺?
自分では自分の変化に気づけず、指摘されて初めて気づいた。
「どんな顔してた?俺。」
気になってそう尋ねると、「教えない。」と言われてしまった。
直月のケチ、と思いながらも頭の中では彼女のことばっかり考えてる自分がいる。
そんな自分自身に不思議に思いながらも、直月と軽く言葉を交わしてから帰路についた。
直月曰く、俺は抜けてるらしいから面倒を見てくれているんだそう。
俺は望んでないんだけどな……。
まぁ、起こしてくれるだけありがたいかな。
「ありがと、直月。」
一応お礼を言っておく。
一言そう言うと直月は大きくため息を吐くと、こんな発言をした。
「何かあったのか?」
……まさか、そんなこと言われるなんてね。
「どうして?」
しらばっくれるようにそう聞き返すと、直月は「顔だよ。」と吐き捨てるように言われた。
顔?出てたのかな、俺?
自分では自分の変化に気づけず、指摘されて初めて気づいた。
「どんな顔してた?俺。」
気になってそう尋ねると、「教えない。」と言われてしまった。
直月のケチ、と思いながらも頭の中では彼女のことばっかり考えてる自分がいる。
そんな自分自身に不思議に思いながらも、直月と軽く言葉を交わしてから帰路についた。