ここまでお読みいただきありがとうございます!
作者の朝比奈未涼です!
ここからは作者である私がこの作品についてネタバレありで語りますので、まだこの作品を読んでいない方は、読まないことをおすすめします。
ではまず最初に書きましたが、もう一度。
前編と合わせて、30万文字オーバーのこちらの作品を最後までお読みいただき本当にありがとうございます!
とっても長かったことでしょう。
こちらの作品は初めてきちんとプロットを作り、書き始めた作品だったのですが、プロットの時点でとんでもなく長くなる予定でした。
これ終わらないんじゃないかな、て思いながら書いていました。
こちらの作品、正式に公開した日が、前編が2020.5.3〜
後編が2022.5.21〜で、月日の流れに驚きました。
今が2025.5.11なので完結までに5年もかけている。オリンピックが2回も開催されている。
5年も前に始めて、3年くらい書かずに放置し、正直もう書けないな、これは未完の物語になるな、て思っていました。
ですが、更新しない作品にも関わらず、読者様でい続けてくださった方や、いいねを押してくださった方、感想でのお言葉などが私の背中を押して、この作品を書き切らせてくれました。
随分月日が流れたので、最初とは文章の感じが違ったり、キャラの性格もおかしかったり、矛盾もあったと思います。
読みづらかったと思います。それでも最後までお読みいただけて本当に本当に感謝しかありません。
実は最初は武、琥珀、蒼、朱、あと龍。この5人の中の誰とでも恋愛展開ができるように考えてお話を進めていました。全員が全員、紅のことを異性として好きでした。
ですが、書いていくうちに、武は友達で、琥珀は兄だな、と思うようになりました。
龍は異性とかそういうの飛び越えて大切なもの、という枠です。家族愛に近いでしょうか。
結局、朱と蒼だけに恋心が残った感じになりました。
1度目の人生の記憶がハッキリしているものほど紅への思いが強い、という設定は最初からあったので、朱、蒼、龍は間違いなく最初から紅へ向ける思いが強く、異性への愛にしやすい対象でした。
私は誰とも結ばれない、逆ハーエンドが好物です。
実際私の書く逆ハーものは基本、誰とも結ばれず、未来への可能性を残すものが多いです。
ですが、今回は朱と結ばれて終わりました。
全員から恋心を向けられる予定の紅でしたが、相手だけは最初から朱だと私にしては珍しく決めていました。
だけど最初の予定では全員から恋心を向けられていたので、最後に1人ずつおまけ程度に蒼エンド、武エンド、琥珀エンド、龍エンドもあってもいいかもーっと思っていた時期もありましたが、そこまで書く力はありませんでした…。
今、書くとしたら、
・武友情エンド
・琥珀同じく友情エンド
・龍親愛?エンド
・蒼エンド
て、感じかなって思います。みんなの関係的に。
蒼がね。結構いいキャラしてるでしょ。そんで不憫でしょ。私は当て馬キャラに弱い女でして。蒼のことを救いたくなるんですよ。蒼当て馬キャラて感じではないけど。ポジション的にはそんな感じじゃないですか。
いつか蒼が報われるお話も書けたら書きたいけど多分書けないですね…笑
逆ハーものを書いたらいつも思って最後に書くのですが、読者の皆様はどのキャラが好きでしたか?
誰が好きなのか、人気なのかいつも気になるんです笑
私はお相手に決めていた朱が好きでしたね。姫巫女の表裏ある悪い女の子も書いていて楽しかったです。
蒼も好きでした。
それでは突然ですが、語るのはこの辺で終わりにしときます。
まだまだ言いたいことはありますが、とんでもない文字数になりそうなので笑
最後にもう一度、ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
未完で終わるはずのこちらの作品を何とか完結できたのは読者の皆様の存在のおかげです。
いいねも感想もかんたん感想も全部全部私の力になりました。
好きなことばかり書き、要素を詰め込みすぎ、めちゃくちゃな作品でしたが、書いていて本当に楽しかったです。
こんな作品を最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
感想などいただけたら本当に本当に嬉しいです。
2025.5.11 朝比奈未涼



