ゆるふわな黒色メガネくんは魔法使い




クラス全体が?状態になっている。



「あ、朝日くん?」



先生も気になり、彼の席に近づくと....



「....朝日くん!」



彼は教科書を綺麗に立て、その教科書に隠れるようにして寝ていた。



綺麗な表情のまま。



だけど先生の声で起きたのか、閉じられていた目はゆっくりと開けられた。



「...ん、先生....?」



まだ寝ぼけている感じだ。



ここが教室で今、授業中だということを理解しているのかな?



「寝ぼけているんじゃありません!朝日くん、あなた起こされるの何度目ですか.....」



先生も怒っているように聞こえるかもしれないけど、呆れているだけ。



だってこの状況には慣れっこだから。