ゆるふわな黒色メガネくんは魔法使い




授業が終わって、すぐに史奈の席に向かった。



とにかく話したくて。



「史奈~!」



泣きつくように、史奈に抱きつくと優しく抱きしめ返してくれた。



「よしよし。災難だったわね」



背中をポンポンと叩いてくれて、その優しさに思わず泣きそうになる。



「....史奈が男の子だったらいいのに」



「何よ?いきなり...。あたしが男だったら、こうやって美紅と知り合ってないかもしれないわよ?」



「いや絶対に史奈の優しさに惹かれて好きになってた」



史奈が男の子だったら、絶対に好きになってたと思う。



「そして、絶対に史奈を彼氏にしたよ」



こんな綺麗で優しくて温かい人、他の人にあげたくないもん。