ゆるふわな黒色メガネくんは魔法使い




文化祭実行委員はクラスごとに2人ずつ選ばれて、文化祭を中心となって作り上げる存在。



やりがいがある仕事だけど、大規模な文化祭を作る係だからかなり大変な委員。



ほぼ毎日打ち合わせがあったり、やることがいっぱいあってかなり忙しいのは見ていて分かった。



この秋になると校内を忙しそうに走り回っている委員の人の姿をよく見た。



「大変だけど、やりがいのある仕事だ。誰か立候補はいないか?」



先生がクラス全体を見回してみんなに聞いた。



「............」



だけど、教室内はシーンとしていて誰も声をあげなかった。



分かっていたけど、立候補は0。



毎年、誰かしら立候補がいたから助かったけど今回はいない。