大好きな君に最後まで愛してるを

その後、私たち3人は泣きすぎて目がパンパンに腫れた状態で教室に向かった。
「仲良く3人、パンパンに腫れたねー!」
「‘‘親友‘‘という証拠だから良いと思うけど…!」
「同じく。」
そう言いあうと、お互いの顔を見て無邪気に笑った。
話しながら廊下を歩くその時間がずっと続いてほしいと願う一方、‘‘大好きな人‘‘…翔斗(しょうと)にもちゃんと伝えようという感情が芽生え始めていた。

この気持ちを、私の心の中だけに留めておけば良いのだと思っていた。
だが、琴羽と凛に言われてから、自分の気持ちを隠し続けながら終わるのは辛い、そして、
それをより身近で見てきた人にとっては尚辛いということを…。
私は、カバンからスマホを取り出し翔斗にメールを送った。
この気持ちを伝えて、たとえ関係が絶たれてしまっても今の私ならそれを受け止められる力があると、そう思えるようになった。
これも全部、琴羽と凛のおかげだ。