午後の授業が終わり 「三角くん 今日こそ一緒に帰ろうよ~」 俺を取り囲む女子達を いつものように全無視して 校門を出てスタスタ歩き 本屋に寄ろうと、細い路地に入った時 「三角くん!」 一人の女子が、俺に駆け寄ってきた。 「いきなりごめんね。 ちょっと……いいかな……?」 ななっ…、なぜに? こいつと俺は、挨拶を交わす程度の関係。 幻覚? 妄想の続き? 疑問がモクモクと膨らんでいく。