「口」
全部見ていたはずなのに
彼は平和に笑って
私があげた薄荷飴を口に放り
何気ない話を始める
なんにも知らないという口ぶりで
私にはそれが
良心の呵責に耐え兼ねた私が
口を開くのを待っているように見えた
全部見ていたはずなのに
彼は平和に笑って
私があげた薄荷飴を口に放り
何気ない話を始める
なんにも知らないという口ぶりで
私にはそれが
良心の呵責に耐え兼ねた私が
口を開くのを待っているように見えた
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…