貢ぎ物の令嬢ですが、敵国陛下に溺愛されてます!~二度目の人生は黒狼王のお妃ルート!?~



 彼女たちは城仕えとは思えないほど自由で、自身の欲求に対し、とても素直である。

「じゃ、今日もそんな感じで!」

「賛成ー!」

 今度は誰がナディアのもとへ行き、誰がアウグストのもとへ向かうかの相談が始まる。

 結果的に、彼女たちの予想は正しかった。

 ナディアがゲルハルトの尻尾を愛でるのに忙しかったため、今日も仕事を免除されたのである──。