「私は国を代表して来ております。私が戻らねば貴国に対して調査が入るでしょうな!」
口封じと聞いて黙っていられなくなったのか、別の国の者が言った。
賛同するように声が上がり、ジャンは満足げに口もとを歪める。
しかしゲルハルトは軽く片手を上げてその抗議を制した。
「既に事態は解決させている。──エセル」
「はい」
エセルが広間の入口に視線を向けると、布に包まれたものを手にした獣人たちが入ってくる。
広げられた布の中には、彼らが紛失した数々の品があった。
「なっ……!?」
動揺したのはジャンである。
口封じと聞いて黙っていられなくなったのか、別の国の者が言った。
賛同するように声が上がり、ジャンは満足げに口もとを歪める。
しかしゲルハルトは軽く片手を上げてその抗議を制した。
「既に事態は解決させている。──エセル」
「はい」
エセルが広間の入口に視線を向けると、布に包まれたものを手にした獣人たちが入ってくる。
広げられた布の中には、彼らが紛失した数々の品があった。
「なっ……!?」
動揺したのはジャンである。

