ドレスを着終えたナディアはメイドたちの好きに任せていた。
彼女たちがこうして揉めるのは初めてではない。
軽食に塩辛いものか甘いものかどちらがいいか、というだけのことでも言い合うのだ。
最初ははらはらしながら見守っていたナディアだが、もうすっかり慣れている。
(それだけこだわってくれてるのだものね)
本来ならば、仕える主人の前で騒ぎ立てるとは何事だと叱咤するべきだ。
しかしナディアはそうしない。
前世で世話になったメイドたちは、従う振りをして愛されない王妃を嘲笑していた。
彼女たちがこうして揉めるのは初めてではない。
軽食に塩辛いものか甘いものかどちらがいいか、というだけのことでも言い合うのだ。
最初ははらはらしながら見守っていたナディアだが、もうすっかり慣れている。
(それだけこだわってくれてるのだものね)
本来ならば、仕える主人の前で騒ぎ立てるとは何事だと叱咤するべきだ。
しかしナディアはそうしない。
前世で世話になったメイドたちは、従う振りをして愛されない王妃を嘲笑していた。

